ゲノム編集食品



こんにちは😀

 

前回、遺伝子組み換えについて書かせていただきました。

遺伝子を操作する技術としてもうひとつ「ゲノム編集」という言葉を聞いたことはありますか?

中国の研究者が201811月、ゲノム編集によりエイズの感染リスクをなくした双子を誕生させ、「ヒトのゲノム編集」は次世代への影響や安全性が十分でない事、社会的コンセンサスが熟成されていないことから基礎研究は容認されるが臨床応用は容認できない等、安全と倫理の両面から問題視され、大きなニュースになったことから「ゲノム編集」と言うワード知った人も多いのでは?

 

この「ゲノム編集」は植物や動物にも研究が進められていて、まだまだ研究段階かと思いきや・・・

実は「ゲノム編集」された食品はすでに日本でも流通しているのです!!😲

 

この話をすると「スーパーに行ってもゲノム編集の食品なんて見たことないよ」「だから、そんなに出回ってないのでしょう??」と言われることがあるのですが、ゲノム編集食品は現在の日本では表示義務がありません。

なので、知らない間にゲノム編集食品を口にしている可能性は大きいですね・・・💦

 

ではこの「ゲノム編集食品」

・そもそもゲノム編集って何?

・なぜ表示義務がないの?

・食べてしまっても大丈夫?

など、気になった疑問を調べてみました(^^)/

 

前回に記事でも書きましたが遺伝子組み換えとは、ある遺伝子に全く別の遺伝子を挿入する技術です。

例えば菜種の遺伝子に微生物の遺伝子を組み込み、除草剤をかけても枯れない菜種を作りだすなど、自然界では起こらない交配を行います。

反対にゲノム編集では、元々の遺伝子の不要な部分を切り取ったり、張り付けたりして遺伝子を操作する技術になります。

 

分かりやすい例として「ゲノム編集のサバ」

サバは強い攻撃性を持っていて、養殖場などの水槽の中では共食いをしてしまい、飼育されたサバの生存率はわずか1割ほど・・・!!

そこで、サバの遺伝子にある「攻撃性」の部分を切り取ってしまいます✂

攻撃性を持たなくなったサバは共食いをしにくい性質になり、1割だった生存率が4割にまで上昇。

難しいとされてきたサバの養殖の可能性を広めると期待されています。

 

つまり、もともとあった遺伝子のみを操作するのが「ゲノム編集」になります。

現在の日本では「新たに遺伝子を加えるわけでなく、もともとあった遺伝子なのだから別に安全でしょ?」と言う認識になっているようです。

また自然界でも何かしらの要因で突然変異が起こり、遺伝子がカットされることも起こるため、危険な行為ではないという意見もあります。

なので、表示義務がないことに加え、安全性審査すらも必要ないとの判断になっています。

ちなみに「ゲノム編集食品」の安全性は世界でも判断が分かれていて、アメリカも日本と同様、安全性審査は必要ないと判断していますが、EUでは安全性審査をするべきだ!と判断しています。

 

この様にゲノム編集で改良された食品として

・血圧を下げる成分が多いトマト

・アレルギー物質が少ないタマゴ

・たくさん収穫できるイネ

・身の量を多くしたマダイ

・食中毒をおこさないジャガイモ

などがあげられます。どれも凄い技術だと思いますし、本当に安全なものなのであれば食生活が豊かになる技術だとおもいます。

 

「本当に安全なものなのであれば」です。

 

ゲノム編集食品が安全なのかどうなのか問われた時「分からない」と言うのが一番の答えになると思います。

 

もし間違った遺伝子の場所を切り取った場合に起こる「オフターゲット変異」によりアレルゲンの要因になる可能性が指摘されているなど、まだまだ解明されていない未知のリスクが懸念されているからです。

 

 この様なゲノム編集食品を、私たちは知らず知らずのうちに取り入れてしまっているのです。

消費者に選ぶ権利はないのか??と感じてしまいます。

 

テレビでも少ししか放送されず、知りたい人は勝手に調べてねとでも言うような印象です。

ゲノム編集食品が本当に良い技術と考えるなら、表示をして消費者に判断を委ねるべきです。

そこには、表示することのリスクがあるから、食べたくない人に売れなくなっては困るからという思惑もあるように感じます。

 

現在の日本では飢えや飢餓に苦しむ事もなく、簡単に食べ物を手に入れることができます。

しかし、その食べ物の中身を教えられず分からないまま、選択も出来ずに口にしてしまっているのです。

 食べ物の安全事態が脅かされている日本で、私たち一人一人が賢く選択していかないといけないなと感じます。

 

あなたは、ゲノム編集食品についてどう考えますか?

 

このことを消費者みんなが議論して、表示義務や安全性審査がなされる未来がくることを願います。

 

 

 

 

 

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次回のテーマは「低GI食品と高GI食品」